T.平成24年度事業計画書
公益財団法人クリタ水・環境科学振興財団
(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
定款第4条に定める事業に基づき、当財団の平成24年度助成事業計画を下記のとおりとする。
(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
定款第4条に定める事業に基づき、当財団の平成24年度助成事業計画を下記のとおりとする。
1.研究助成事業
国内および海外の水環境科学の分野に対する研究助成および国際会議助成を継続実施する。海外研究助成の対象国は、従来どおりASEAN諸国、中国および韓国を主とする。
1−1.研究助成事業
1)助成件数および助成金予算
研究助成金の予算は、2,440万円として国内および海外の水環境に関する研究および国際会議に対し交付する。
助成区分ごとの助成件数および助成金の配分は、概ね下記のとおりとする。
研究助成金の予算は、2,440万円として国内および海外の水環境に関する研究および国際会議に対し交付する。
助成区分ごとの助成件数および助成金の配分は、概ね下記のとおりとする。
(1) | 国内研究助成:助成件数 | ( | 45件) | 助成金( | 2,400万円) |
(2) | 海外研究助成:助成件数 | ( | 2件) | 助成金( | 40万円) |
2)重点助成分野
国内研究助成は、下記を本年度の重点助成対象分野として独創的、先導的研究を公募する
国内研究助成は、下記を本年度の重点助成対象分野として独創的、先導的研究を公募する
<自然科学分野> | 持続可能な水・環境の保全、再生に関連する先端的技術、評価方法、管理手法に関する研究 |
<社会・人文科学> | 水・環境に関する法規制、経済、教育等に関する研究 |
1−2.水環境科学技術の普及事業
財団の事業計画・実績および助成研究の成果をホームページで公開し、さらに助成対象となった研究成果や研究者情報のコンピュータ管理を行うとともに、平成15年度に創刊した財団ニュース発行を継続することにより、研究者間の相互交流を可能とする情報提供を行い、水・環境技術のさらなる普及を図る。
1)平成24年度版ホームページ更新
2)平成24年度版「財団ニュース(第10号)」の発行
3)助成研究成果の普及
4)その他の事業
講演会の開催 | : | 平成24年度 助成金贈呈式開催時 |
演題 | : | 「膜による水活用技術 」 |
講演者 | : | 山本和夫 [当財団評議員,東京大学 環境安全センター 教授] |
1−3.クリタ水・環境科学研究優秀賞の表彰
平成19年度創設した研究助成後のフォローの一環として進めている「クリタ水・環境科学研究優秀賞」を本年度も実施する。
1)選考対象と人数
平成20年度〜平成21年度の自然科学分野の助成対象者から3〜4名、社会人文科学分野から1〜2名を、クリタ水・環境ネットワーク(NW)委員会で選考する。
平成20年度〜平成21年度の自然科学分野の助成対象者から3〜4名、社会人文科学分野から1〜2名を、クリタ水・環境ネットワーク(NW)委員会で選考する。
2)受賞条件
- 水・環境NW委員会で選考され、理事会で承認を受けた助成研究者とする。
- 表彰年度を基点として、過去3年間の主たる研究・社会貢献実績の概要につき、報告書を提出する。
- 平成24年度の助成金贈呈式において、研究成果発表(口頭)を行う。
- 発表内容について、財団ニュース掲載用記事として執筆する。
2. 顕彰事業
平成11年度に(社)日本水環境学会にて創設していただいた当財団の顕彰事業年会優秀発表賞「クリタ賞」を継続実施する。
1) | 表彰件数 | 10〜12件 |
2) | 予算 | 130万円 |
3) | 表彰式 | 平成25年3月の予定(日本水環境学会年会) |
3.国際交流支援事業 (海外水・環境ネットワーク活動支援事業)
平成19年度第1回理事会・評議員会で決定した国際交流対象国ネパールにつき、その後実施した現地調査および当財団支援により設立された現地組織CREEW(Center of Research for Environment, Energy and Water)への支援活動を踏まえて、今年度も引き続きネパールの水・環境問題に取組んでいく。(予算:130万円)